2025.09.30お知らせ
2025年8月26日、静岡県沼津市教育委員会が主催する、「学校給食職員夏季研修会」が行われ、フジ産業が講師を担当いたしました。この研修会は、沼津市が食の安全性は最優先の課題としており、毎年、調理場で働く職員を対象に、衛生管理に関する学びの場として毎年開催しているもので、今年のテーマは「転倒防止及び調理場ハザードマップ作りについて」でした。
当日は、日ごろからの安全管理活動と労働災害の起きる原因や対策、およびハザードマップについてご紹介しました。
例えば、作業前の安全衛生チェックシートの活用、滑りにくい靴・切創しにくい手袋の採用例や、よくある災害事例とその原因を、事例を交えて詳しくお話しし、実際に勤務する給食室の見取り図でハザードマップを作成するグループワークも行いました。
「安全な職場」が「安心できる労働」となり、それが「安定した給食提供」につながります。労働災害を防止するための「安全な職場」をつくり出せるかどうかは、働くひとの意識と行動が重要です。朝、家を出た時と同じ姿のままで家に帰る、「当たり前の行ってきます」と「当たり前のただいま」のために、管理者は、自分自身と仲間からは被災者をひとりも出さないという決意をもつことが大切です。
フジ産業は、これからも、食を通じて、人・社会から信頼され、豊かな社会づくりに貢献する「価値創造企業」を目指してまいります。